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〜運動する子供、しない子供〜今月の水田通信

オフザマットRYT200(ヨガアライアンス認定コース)で解剖学を担当してくださる水田先生のコラムです。
2017年7月下旬いよいよ第5期がスタートします!

今月は何だか将来が心配になってしまうようなお話、子供の運動頻度について。
子供が思いっきり遊べる安全安心な社会は今・・・

オフザマットメンバーのみなさん、こんにちは。
プライベートパーソナルジム 元気UP↑倶楽部の水田 伸一です。

朝晩は過ごしやすいですが、日中は夏に近い感じになってきましたね。
いよいよ?薄着の季節到来です。(笑)
私のジムにも、夏に向けて、駆け込みのお問い合わせが増えています。(笑)
食事も含めて、夏の準備していきましょう!

それでは、コラムの方に移ります。
今月は、「子供の運動の2極化」についてです。

踵を付けて、しゃがみ込みが出来ない、バンザイができない(耳の横に腕がくっつかない)
といった、子供なら、当然、出来そうなことが出来ない子供が増えています。
「跳び箱を跳んだら、両手首が折れた」なんて言う事案もあるそうです。

これには、「ものすごく運動する子」と「全く運動しない子」の「運動の2極化」が原因にあるようです。
中学生を例にとると、1週間に7時間以上運動する子と、1時間未満の子で2極化しているそうで、
1時間未満の子どもを分析すると、ゲームやネットなどで全く運動しない子が80%近くに上ります。
これでは、運動器の機能が十分に育まれないおそれがあります。

一方で積極的に運動をする子どもにも、意外なことに運動器の機能不全や障害になるケースが少なくないのです。
幼少の頃から、ある特定のスポーツだけを過度に実施すると、身体のバランスが崩れたり、特定部位の使い過ぎによる、運動器の障害が起こる原因になります。

こういう状況下にある子供たちが、30代・40代の働き盛りになった時に、身体の機能不全が、深刻な社会問題になるのではないかと危惧されています。

我々が子供の頃は、「友達と外で遊ぶこと」で、自然と多様な身体の動きが身についていました。
社会環境の変化で、便利な世の中にはなりましたが、外で遊ぶ事もままならず、運動は習い事だけみたいな現代っ子は、少し気の毒な気がします。

因みに、「子供が運動するか、しないか」は、「母親が運動するか、しないか」と、密接な関係があるそうです。
お母さん(勿論、お父さんも)お子さんを誘って、是非、一緒に体を動かしてくださいね。
それでは、また次回、お会いしましょう。

プライベートパーソナルジム 元気UP↑倶楽部 〒 675-0057加古川市東神吉町神吉471-2 TEL 090‐1138‐1223(完全予約制)

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2017-06-15 | Posted in BLOG