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カティバスティ体験レポート

昨日は現在インドから一時帰国中の佐々木美佳先生によるアーユルヴェーダ講座のイベントが行われました。
いつもの教室とは違い休暇気分で温泉施設のあるログハウスでワークショップを開催しました。ログハウスは緑の木々に囲まれて避暑地気分、なのですがログハウス内のエアコンが壊れていたためちょっと暑かったですね。今回のテーマはちょうど「冷え」でしたのでエアコンには頼らずに、ということで。
遠方からのご参加含めたくさんの方にお越しいただきました、ありがとうございました！

気持ちの良い骨盤調整体操を行います。この体操は姿勢不良、むくみ、冷え、さまざまな月経トラブル、体型の崩れ、腰背部や腰仙部の痛み、に対応するものですぐに改善しきれるものではありませんがこまめに続けることで不調改善に役立つものです。呼吸を通して横隔膜、骨盤底筋群の動きに意識を向けながら集中し丁寧に行っていくのがポイントです。タオルを使用した骨盤底筋群エクササイズはとても分かり易かったですね！ぜひみなさん今日も５分程度お時間をとってやってみてくださいね。



そしていよいよお待ちかねのカティバスティの実践です！美佳先生が信頼をおいているインドのクリニックで腰専用に調合してもらったオイルをおひとり１本づつ使用していただきます。本場のインドだからといってもやはり本格的で信頼のおけるアーユルヴェーダ施設、ドクター、セラピストに出会うことは簡単ではないですね。みなさんも施術を体験される場合はしっかりとリサーチを入れられることをおすすめしますよ。

まずはこちらもインドから持ち帰ってもらった「アタ」全粒粉をお水を加えてdoughにしていきます。まるでパン教室ですね。それもそのはず、このまま焼けば立派なチャパティになるんですもの。

しっかりとまとまるまで捏ねて棒状にし、施術部の大きさに合わせて円形にします。そして湯煎した温かいオイルをコットンに含ませポトポトと皮膚に直接垂らしていきます。
冷めかけたオイルはコットンで吸い取りまた新しいオイルを注ぐ、これを数回繰り返していきます。

・ジメジメした蒸し暑さ
・湿気
・気圧・気温の変化
・雨・風
ヴァータはこの梅雨時期に自然界にも私たちの体にも徐々に増えていきます。

・冷え
・痛み（頭痛、腰痛、関節痛など）
冷えと痛みのあるところには必ずヴァータがいます。温かいオイル浴はこの時期に増えやすいヴァータをバランスさせるのにぴったり、ということです。
じわーっと温まる滑らかな感覚。終わったあとも続く奥深いやさしい温かさ。オイル浴ならではの感覚です。

今回ペアで施術をし合いましたが、相手の痛みを探し、そこにオイルを注ぎ、また丁寧にオイルを入れ替えていく過程。みなさんとてもお上手でこぼれるオイルもきれいにふき取ってあげてなんだか優しさいっぱいに見えました。してあげることも、してもらうことも両方「癒し」だな。
アーユルヴェーダの本格的な治療法のひとつ「カティバスティ」。ユニークな体験ができました！
美佳先生、本格的な材料を揃えてくださって、また貴重な体験をさせてもらいました。インドと日本の架け橋を今回も本当にありがとうございました！

２０１６年８月５日（金）１９：３０〜２１：３０ 美佳先生による「ヨガ哲学講座」 現在お申し込み受付中です！

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