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片付けのはかどるドキュメンタリー映画

先日、衣替えがてらクローゼットの整理整頓をしました。
片付けのモチベーションが上がるように、以前見たドキュメンタリーフィルム「ミニマリズム」でも見ながら・・・とネットフリックスで検索して。ゆっくりペースで片付けを始めました。

タイトルのミニマリズムはいわゆる「最小限主義」という感じで、物をたくさん持たずに本当に必要なものを持ち幸せにシンプルライフを生きる、といったようなことです。

断捨離、という言葉がとても流行りましたよね。
また世界中で人気の片付けのベストセラー本も生まれました。

このフィルムでは物質的に豊かになることが幸せや成功の証だ、というアメリカン・ドリームや現在の大量消費が当たり前の社会を狂気だと捉え、その裏にある心の状態についても描いています。より多くをもっともっと、と求める欲求を抑制するべきではないか、そして多くを追い求めるその先に本当の幸せはあるのか、ということを問います。

フィルムの中では、ミニマリスト(最小限主義者)を語るなら、世捨人や修道士にならないといけないんじゃないか、と極論を問う人も出てきます。ヨガする人は最終的には山にこもらないといけないんじゃないか、みたいな質問と似てますよね(笑)
ミニマリストは上手くこのような質問にも答えていました。それは消費自体が悪なのではないから。行き過ぎた脅迫観念からくる消費が問題なのだ、と。

ヨガのアシュタンガヨガ(八支則)を学んだことがある方であれば、
このフィルムが言わんとしていることはまさにヤマの5つ目であるアパリグラハととても関係があることにピンときます。
「物に対して所有欲を持たない」、というようなことですがミニマリズムの描いていることはまさにそのようなことです。

この映画を観て共感を深めたのはとても有名な社会学者、脳神経学者、作家、専門家などがインタビューに答え意見をしていたことで、私も彼らの著書や記事を過去に読んだことがあり彼らの言っていることはある部分は全てヨガの教えに共通していたからでした。

このフィルムの最後の最後に出演者が言う言葉がとっても心に残り、またとてもとても分かり易くて好きでした。

「Love people and use things, because opposite never works.
人を愛して 物は使う。逆は決してうまくいかない」

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2017-05-22 | Posted in BLOG