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心を鍛える

日常の不平、不満を感謝の気持ちに変える練習。

例えばこんな感じ。今私が感じていることをそのままリアルに書きますね。
毎日雨がよく降って湿気が気持ち悪いし嫌だな。せっかくの気持ちいい秋なのにこんなお天気で嫌だな。車はあるけれど駐車場から建物までだけでも雨に濡れるのはなんか面倒だな。

でも雨は大地を潤し生命を育む恵。
そして何より車というものがあってどれだけ楽に便利に動けていることか。車を運転できることや自家用車を持っていることが当たり前のようになっているけれど車のおかげでどれだけ楽チンでスムーズにそして自由に生活できているでしょう。

こんな感じでふと「嫌気に襲われた心」を「感謝の気持ち」に変えていく練習をする癖をつけています。
これはヨガ指導者養成コース（RYT）の中でもやってみるようにみなさんにおすすめしています。

先日、ふと外出中の夫から簡易メッセージがありました。何の用事かな、と見てみると・・・こんな内容。

「今、自分がこんなにきれいで安全な街に住めて人生を楽しめているのも君のおかげです。人生のどんなときでもそばにいてくれてありがとう。今いつも僕に与えてくれている愛と思いやりの気持ちに対して感謝の気持ちでいっぱいになりました、愛を込めて。」

特別何か辛いことがあったとか、私が特別に何か優しくしたとか、全然そんなことは何にもない平凡な日常のひとこまにこんなメッセージが。
たまーにあるんです、こういうドラマティックなのが（笑）
夫が帰ってきてから彼に言いました。「何でなん？何で言うたん？」と。

「感謝と愛の瞑想をしてたから。」（彼は瞑想が好きな人です。毎日何かしら瞑想の時間を持っています。）

「君に対する感謝と愛の瞑想は毎日してる。日常的に君の発言、態度諸々（嫌な感じの態度や発言・笑）でふと感謝を忘れてしまうことがある。自分がどれだけラッキーか忘れることがある。それがないように愛の心と感謝の心のトレーニングをしてる。筋肉と一緒で心もトレーニングで強くしてる。何も特別なことがなくても感謝の気持ちは伝えたい。」

「・・・・・。」

私に対する愛と感謝の瞑想を毎日、やってるなんて知らなかった。私、やってなかったなぁ。
いやいや、でもいつも感謝はしていますよ！何か、すごく優しくしてくれた時とか、すごく役に立ってくれる時とか、いろいろ教えてくれる時とか、諸々・・・・
はい、自分の都合のいいときだけ、ってことに気づきましたね。それ以外はいわゆる「当たり前」ってやつですね。
こんなやりとりがあってから祖母のことを思い出しました。小さい頃に一緒にお風呂に入っていたとき、祖母はお湯につかると決まって手を合わせて「今日も一日ありがとうございました。」と言うんです。「誰に言ってるの？」と問うとおてんとさん、とか亡くなったお祖父さんとか、そんなだった記憶が。小さい頃の私はふーん、としか思わずにいるのも無理はなし。

言葉や態度にいちいち出さなくても私の周りにも、皆さんの周りにも感謝と愛は溢れていると思います。でも彼がやっているような心のエクササイズはそれを「いちいち意識化」するための瞑想です。意識化して心に刻む感謝の心と愛の感情はトレーニングで強くなる筋肉のように、人生の荒波や困難に陥ってもぶれない心をつくってくれる。
人生において見る世界が変わってくる、と私も思いますしそう感じます。

心のトレーニングで日々より強力になる彼の愛に支えられ大きな安心感、喜び、またそれを他に広げようという勇気をもらっています。
っていいいながら今日もああだ、こうだ言いながらお互いに小さなイラっとを発生させながらも心の軸をぐっともどしてやってますよ。このブレが最少になるのを心のトレーニングは助けてくれると大いに感じていますよ。

「愛と感謝の瞑想」でした。

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