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２０１７年新春イベントあと書き・講座１

１月８日（日）姫路書写山円教寺で行われた新春ヨガイベント。
雨の降る中、多くの方々にご参加頂きました。お越しくださった皆様、そしてご興味を持ってお問い合わせ頂いた皆様、ありがとうございました。

講師は愛媛県から清水美早先生、そしてインド在住デリーから佐々木美佳先生。
お二人とも私は１０年来のお付き合いをさせてもらっていて学びの仲間であり、またそれぞれお二人が向き合うヨガの道に対する姿勢をそばで見ていて尊敬できる存在です。このお二人が同時期に日本に、また関西にいるということでこのイベントが実現しました。

早朝から続々とお集まり頂き午前の講座、美早先生の講座から始まりました。

テーマは「ヴィヴェーカからのヴァイラーギャ」
識別能力（物事の本質を見極める力）と執着の手放し

人生は選択の連続、であることそれはヴェヴェーカとヴァイラーギャの繰返しとも言えます。
私たちが何を選び、何を手放すか。また私たちは自ら選んでいる道を無意識に進んでいるのか意識的に進んでいるのか。自分に本当に必要な情報であったり手段なりを選ぶことができているのか。

ヨガのアーサナの練習とヨガの哲学思想がなかなか結びつきにくい方も多いと思います。この講座ではなぜオンザマット（マットの上でのアーサナ、呼吸、瞑想）の練習がオフザマット（日常生活）に役立つのかということもわかりやすく説明してもらいましたね。

ヨガの目的とは「心（マインド・思考）の汚れを落とすもの」。複雑になったマインドをクリアにして正しい識別（選択）ができるようになる事を私たちは目指しています。

身体を扱うアーサナ（ポーズ）の練習の心構えができていれば、それは日常生活の瞬間瞬間においてそのまま応用できる、ということです。静かに身体、呼吸、心を観察する時間を持つことがいかに日常に大きな変化を持たらすか、ということを伝えてもらいました。

無意識に動いている心、心のシステムの一部をとてもわかりやすくお話ししてもらいましたね。

温かい温かい美早先生からのメッセージが配布された資料の最後の１ページにありました。
「自分を尊ぶ」
ヨガの道をまっすぐ素直に進んでいる美早先生ならではの一語一語が心に響くものでした。ご参加頂いた皆様、ヨガを練習する、という事は本当にこういう事なんです。
私自身、「私が私である事の素晴らしさ」いつでもどんなときでもこう自分に語りかけています。

自分は恵まれていないと思ったら、日常が不平不満だらけになったら、なんだか上手くいかないな、と思ったら。ぜひ何度も何度も美早先生のメッセージを読み返してみてください・・・

またクラスを受けてみて、実践してみてこれいいな、と思ったことをご夫婦で、親子で、お友達同士、ぜひその価値観を共有してみてください。毎日がもっと豊かに変化していくと思います。

お越しくださった皆様、また姫路で講座をしてくださった美早先生、本当にありがとうございました。
昼ごはん編に続く。

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