朝食のバリエーション

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朝食のバリエーション

共働きの家庭だった我が家は祖母が食事を作ってくれることもよくありました。

朝食といえば早朝からいりこ出汁の香りが台所から漂い、私が朝起きてくる頃にはそのいりこが入った汁かけごはん（ねこまんま）を台所の端っこで当時の飼い猫がムシャムシャと食べているという風景が思い出されます。（今の猫はカリカリですがこの頃は違ったなぁ。）
具沢山の味噌汁に炊きたてのごはんが定番でした。

そんなおばあちゃんがこれから紹介する私の朝食メニューを見ると、
「また変わったもの食べよってやね〜」
なんて言ってそうな、そんな声が聞こえてきそうです。

それは、こちら。
オーバーナイトオーツ。一晩寝かせたオートミール。

オートミールは麦です。私はあまり馴染みがありませんでしたが一般的には朝食でよく食される食材でもありますね。
夫にとってはとても身近な子供の頃から親しんだ食材だそうです。
我が家では日本文化と欧米文化のミックスですのでお互いに馴染んだ味のものを平均的に食べています。もちろん生活は日本ですので圧倒的に日本食が多いですが夫に馴染みのあるものも取り入れます。

温かいお粥のようにしたオートミールは私は実は苦手ですがこのオーバーナイトオーツは美味しくてとても気に入っています。
特にこれからの季節夏場は食べやすくなります。

作り方はとても簡単！
私なりの作り方を順番にご紹介してみますね。

まず空き瓶を準備します。再利用の空き瓶を愛用しています。

主役のオートミールをまずは入れます。私は粒がしっかりしているアリサンのオーガニックオートミールを使います。

ここからはスーパーフード系のものを投入していきますので完全オプションとなります。まずはチアシード。これは頂きもの等でたくさんあることと、満腹感に貢献する食材でもありますので私も夫も両方入れます。

お次はカカオニブです。粒々とした食感とカカオですから苦味のあるチョコレート風味が出ます。これも栄養的なものよりも味の好みで私は投入。チョコレート風味はない方が良いので夫はなしで。

そして、こちらはカカオパウダー。チョコレート好きの私だけ投入。甘みのないチョコレートフレーバーになります。こちらもオーガニックカカオパウダーを使用。

これも入れたり入れなかったり、とばらつきがありますがデザート感のあるオーバーナイトオーツに仕上げたい時にはヨーグルトを。

これは夫のみ投入、チャンキーピーナッツバターです。もちろん無糖のものを。腹持ちも良くなりますしナッティーフレーバーが後に入れるバナナによく合いますよ。

そして最後に無糖アーモンドミルクを注ぎます。

質感の異なる食材を入れていますので最後に全体が混ざるようにかき混ぜて・・・

あとは蓋を閉めて次の朝まで冷蔵庫の中に。
一晩おくとオートミールは調理しなくても柔らかくなりお粥状態です。蓋を開けてトップのスペースに刻んだバナナやナッツを放り込んで混ぜて食べます。
お好みではちみつなどの甘みを加えても良いと思います。個人的には細かく刻んだ後入れのバナナで甘みはカバーできると感じています。
これは毎日の朝食ではありませんが個人的にはデザート感覚のご褒美系の朝食として楽しんでいます。