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〜縮む筋肉、伸びる筋肉、ペアで感じてる?〜今月の水田通信
オフザマットRYT200(ヨガアライアンス認定コース)で解剖学を担当してくださる水田先生のコラムです。
ちょうど先日、RYT200の講義日があり水田先生にお越し頂いたのですが・・・
明石で仕事を終えられてその足でオフザマットの講義へ、という予定がJRの大幅な遅延により予定外のハプニングが。
何事もなかった様に到着された様子のその裏側ではなんと土山駅から姫路までの長距離をタクシーを使って来てくださっていたんです(涙)おかげさまで時間を変更したり中止することなく遂行できたのですが、その水田先生の責任感とプロの姿勢に改めて感謝した日なのでした。本当にありがとうございました!
オフザマットメンバーのみなさん、こんにちは。
プライベートパーソナルジム 元気UP↑倶楽部の水田 伸一です。
お盆休み、いかがお過ごしでしょうか?
先日、オフザマットの指導者養成コースで、解剖学の講義をさせていただきました。
今回で5回目(5期生)になりますが、いつも、自分がトレーナーの養成を受けていた頃の、新鮮な気持ちを思い出させてくれて、私にとっても、貴重な機会になっています。
今回は、その講義にも出てくる、「主働筋と拮抗筋」について書きたいと思います。
ヨガやトレーニング、普段の生活にも役立つ知識だと思いますので、是非、読んでみてください。
身体の多くの部分は、一方が縮む(収縮する)と、他方が伸びる(伸張する)といった具合に、二種類の筋肉がペアを組みながら機能しています。
例えば
二の腕の前・二の腕の後ろ
胸の筋肉・背中の筋肉(広背筋)
腹筋・背筋(脊柱起立筋)
太もも前の筋肉・太もも後ろの筋肉
脛の筋肉・ふくらはぎの筋肉
などがそうです。
ヒジを曲げる動作を例にすると、
収縮する(メインで働く)のは二の腕の前の筋肉(上腕二頭筋)
伸張する(反対の働きをする)のは二の腕の後ろの筋肉(上腕三頭筋)となります。
ヒジを伸ばす時はその逆になります。
メインで働く筋肉を主働筋、反対の働きをする筋肉を拮抗筋といいます。
主働筋が収縮するためには、いったん拮抗筋の働きによって伸張する必要があります。
また、主働筋による関節運動を止める(ブレーキをかける)のも拮抗筋の役割です。
したがって主働筋が十分に力を発揮するには、それと対になった拮抗筋の
筋力、柔軟性が十分でなければいけません。
(主働筋と拮抗筋のバランスが悪いとケガをしやすくなります。)
太もも後ろの筋肉が伸びにくい人でしたら、先に太ももの前の筋肉を伸ばしておくと、伸びやすくなります。(太もも前の筋肉が伸びにくい場合は、手順を逆にします。)
ヨガやストレッチ、トレーニングをする時には、是非、このペアで働いている筋肉を意識
してみてください。
それでは、素敵なお盆休みをお過ごしください。また次回、お会いしましょう。
プライベートパーソナルジム 元気UP↑倶楽部 〒 675-0057加古川市東神吉町神吉471-2 TEL 090‐1138‐1223(完全予約制)
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