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DVD撮影終了

今朝はいつもよりも１時間長く眠りました。
台風が過ぎ去り快晴の空が広がる気持ちのいいスタート。

起き上がろうとした瞬間、全身がイテテテ。
一瞬なぜ？？と思ったもののそれはすぐに昨日の撮影のせいの筋肉痛だと分かった。

時間内に絶対に終わらせなければいけなかったため休憩約１５分で７時間、
ポーズ、確認作業、ポーズ、確認作業、ひたすらやり続けました。
結果テイク１以上やったポーズは２０パーセント以下ぐらい。
思った以上に１テイクで成功し進むことができたので時間内に無事すべてのポーズ撮影が終了しました。
カメラさんたちも途中からヨガに興味を持ってくれて楽しく会話をしながら７時間があっという間に過ぎて行きました。

音声は入らないため撮影中は音が出ても問題ありません。
だからポーズ中に足もうちょっと上げて、とか右に曲がってるよ、とか撮影中に指示してもらってもいいんです。
ですからヨガのポーズチェックにヘルプをお願いしようかと思っていたのですが結局ヘルプなしでやることにしました。
撮影クルーの皆さんはヨガのことを全くご存知でないのでそういった修正指示をお願いするわけにもいかず。
なんども撮り直しが必要になるかも、と心配していたのですが結果思った以上にアライメントの大きな乱れなくスムーズにポーズをとることができました。

ポーズを美しくとることがもちろんヨガの目的ではありません。
私の体もすべてがのびやかに思うようにストレスなく動くわけではなく、関節のつまりを感じたり、硬い部分があって伸びなかったりします。
今回撮影した約６０のポーズはすべて私が長年親しんできたベーシックポーズばかり。そしてヨガを教えるために何度も学び直してきたポーズばかり。
これから学んでいく方のガイドとしてできるだけ正確に、映像として残すためには指導者としてアライメントにはこだわります。

「ほんとに定規で測ったように動かれてますね。やっぱりそれって感覚なんですか？」
とメインカメラのカメラマンさんがひとこと。
動画になった自分のポーズ姿をあらためて見ると、
そこでとまって！っていう伸び位置で意外にちゃんととまれてるんですね。自分で言うのもなんですが…

硬い部分、痛い部分に向き合ってじーっと観察し、そこが思い通りに動いていると想像しながらアーサナの練習をする。
体にゆっくりでいいんだよ、でも必ず動くんだよ、できるんだよ、とまるで催眠をかけるように語りかけながら。
思ったことは現実になる、ように。
そうやってヨガのアーサナを通して体を動かす感覚は養われていきます。

鏡を見なくてもまっすぐのところで体はとまる。
安定した、すべてが調和したすとんと普段使っている緊張や無駄な力の抜けた場所で呼吸ができる。
必要なエネルギーが体にみなぎった状態で。

これまでの卒業生の皆さんにもこのDVDを見て復習をしてもらえる機会をつくりたいと思います。
そして９月から、この映像を使った指導者の養成クラス、私自身もとても楽しみです！

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