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10日間玄米だけを食べ続ける

いつもお世話になっているマクロビオティック料理教室イルリッチョのゆき先生と一緒に七号食にチャレンジすることになりました。
簡単に言うと10日間おかずなどは一切なしで玄米だけを食べ続ける、という食事法なのです。
自分の体と心、そして食べ物にしっかり向き合う10日間のはじまりです。
美味しいものに溢れた色鮮やかな世界から玄米一色の10日間。自信はあまりありませんがゆき先生と一緒なら心強い、ということではじめてみます!

七号食をやってみようと思ったきっかけはいろいろありますが、まずは気になっている慢性鼻炎。そして私の体調が崩れやすいのがこれからやってくる3月、4月の春頃であるということ。ある年齢を越したころめまいなどからはじまり一度春に大きく体調を崩してからその原因も分かり毎年春は仕事をつめすぎないように用心しています。あまり大きく気構えるのもストレスになりますのでとにかくゆったり過ごすこと。そうやってうまく対処して過ごせるようになると苦手な季節も逆に今まで以上に元気に乗り切ることができるようになってきました。お医者さんに診てもらっても特に悪いところが見つからない、薬も処方されない、こういった不調はヨガやマクロビオティック、アーユルヴェーダが得意とするところです。

さて、七号食というのはマクロビオティックの提唱する食事法です。一号食〜八号食と名付けられた食事法があり八号食が断食にあたります。
七号食はその一歩手前で玄米ご飯とごま塩だけを食します。ちなみに六号食からは以下の通り。

六号食は玄米ご飯に味噌汁、漬物がつく。
五号食は上記六号食に季節の野菜1品がつく。
四号食は上記六号食にもう一品野菜のおかずが付き魚も入ってくる。
三号食はおかず3品。
二号食はおかず4品。
一号食は好きなものをすきなだけ食べる無秩序な食べかた。

健康的に過ごすには四号食ぐらいまでが良いとされ、一号食〜三号食のような快楽的な食事ばかりをしていると病気になるリスクが高まりますよ、という考え方です。これを見ると私の祖母は日常的には五号食、六号食の実践者でした。100歳まで長生きした理由はここにあるのかな。

七号食をはじめます、とまわりに宣言しはじめるとみなさんびっくりしたり心配して下さいます。

玄米だけじゃフラフラになるんじゃないの?
タンパク質が足りなくなるんじゃないの?

確かにカラダを動かす仕事ですしいつもしっかり食べているほうですから自分も不安はありますがとりあえずやってみます。
これだけごちそうを鱈腹たべてきているのですからたった10日間栄養が足りないことを心配するよりも、からだに負担をかけるような余計なものを食べない、ということに目を向けます。
特に私がやめたいのは砂糖とカフェインです。疲れた時のブラックコーヒーに一口の甘い至福が最高だよね!これもお預け。

玄米の栄養の高さについては白米とたくさんの種類の野菜を一緒に食べているようなもの、とも表現されています。それぐらいビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素が豊富でさらに排毒作用がしっかりあります。カラダの中に溜まった毒素も代謝、排泄してくれます。
からだが自然にデトックスしようとする春のこの時期にちょうどいいタイミングで七号食をやろうと思いました。

これから10日間、そして回復食の4日間の約2週間、日記をつけていきますのでご興味あられる方は見てみてくださいね。クラスでお会いした時は玄米しか食べていない私を温かく見守ってください(笑)ゆき先生にアドバイスももらいながら、そして励ましあいながら七号食をやり遂げたいと思います。七号食の師匠、ゆき先生の七号食日記も月曜日からはじまりますのでぜひ合わせてどうぞ!

マクロビオティック料理教室 il riccio(イルリッチョ) 主催ゆき先生の「七号食日記」はこちら

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2016-02-28 | Posted in BLOG, FOOD