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リシケシ４日目　夜はミュージックアシュラムへ

２０１６年GWヨガの聖地を訪れる旅・リシケシ
旅の記録。

インド到着から５日目、４日目の夜はリシケシ滞在の最終日となります。もう皆さんリシケシの街にもすっかりと慣れてこられて色々な食べ物にトライされたりお買い物も満喫された様子。ひとりでローカルのオートリクシャの利用も現地価格でお手の物です。

この日の夜は滞在のホテルから歩いてすぐのミュージックアシュラムへ週２回行われているコンサートへ行きました。インド伝統楽器の演奏とキールタンです。夜はとても涼しくて過ごしやすくこの日の夜も音楽ホールにはカーテンを揺らす心地よい風が吹き抜けていました。

インドの太鼓と笛、そしてヴォーカル。笛と太鼓の演奏からはじまりました。ヨガクラスで使用している馴染みのある音と音調がライブで耳に入ってくる。とても耳に心地よい音でリラックスできます。個人的にはあまり家で音楽を聴くことはありません。車での移動中ももっぱらFMで好きな音楽のジャンルも特になし、こだわりなし。音の癒し効果をもっと日常に取り入れたいな、と思いました。素晴らしい音楽は心に、空間に、時間にゆとりをもたらしてくれます。

ヴォーカルが入った瞬間に私の心は持っていかれました。特に言葉のない「あ〜」という音だけで歌われるのですがトーマス・ニューマンの映画のサウンドトラックを思わせるような透き通った浮遊感のある癒しの音調。楽器演奏の後はメロディーにのせた神への祈り。同じマントラがメロディーを変えながら何度もなんども繰り返し歌われます。みんなも馴染みのあったマントラでしたのできっと楽しめましたよね！

締めくくりはフロスティな乳白色のとても大きなクリスタルボールの癒しのオームサウンドです。クリスタルボールは音の波動を使ったセラピーとして知られています。正しい方法で音を奏でられたときに身体内で起きる共振の効果は素晴らしいものと言われていてこの音の波動の作用によって、疲れた頭を静め、心と体のバランスをとり、調和をはかります。この音、シャヴァーサナで聞かせて〜、と思ったのは私だけでしょうか。

一日の最後に音による心と体の浄化。なかなか日本では体験できないインドの癒しの夜でした。

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