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私の夏休み・1

夏真っ盛り。外を歩くことがこの暑さで難しくついつい運動不足になってしまっているような・・・
気持ちはもうすでに秋が待ち遠しくて仕方がないのですが今年はまさに夏！といった雰囲気のお休みを過ごさせてもらいましたよ。

この夏は姉家族と一緒にどこか行こう！ということで。姉は仕事の関係で今は長い休みがとれませんので「一泊二日で大人も子供も楽しめるところ」というリクエストを受けてすべての企画は私ひとりに任されました。ホリデーの計画ってそれだけで楽しいんですよね〜。グーグルマップ、お宿サイトを交互ににらめっこしてたった一泊のお宿を決めていきます。行き先は日本海と決まっていましたので日本海をいかに「快適に」楽しめるか、を考えました。というのも個人的に真夏の海はちょっと苦手イメージがあったんです・・・
とにかく暑すぎる日本の夏は不快指数が私の中で最高値に上がります。海の家での着替えとか、シャワーとか、もういいイメージが本当になくって・・・。（ごめんなさい、きっと素敵な海の家もいっぱいあると思います！）とにかく海に近いお宿という条件を最優先に選んでいきました。姉の子供たちもだいぶ大きくてひとりは来年には大学生、もうひとりもたくましい男の子です。うちの夫と男の子は海でいっぱいはしゃぎたいでしょう、女子高生の姉の娘を含め私たち大人は海はほどほどで快適に海の景色でも眺めながらゆっくりしたいでしょう。

そこで決めたのがこちらのお宿。岩礁の上にぽつんと建った一軒宿です。日本海竹野浜には何度も行っていますが大抵は日帰りかキャンプですのでお宿には泊まったことがありません。でもいつもあのお宿、海に近くて良さそうだな〜、っとぼんやり思っていた記憶がありました。それがここここ。

竹涛（ちくとう）さんは創業９０年近くだそうです。
当時、ここのお爺様が定年後に海を眺めながらゆっくりと過ごしたい、と建てられたお家。海に近いことからお手洗い貸してください、お水下さい、という観光客の方が増えてきたことから当時は夏の間だけお宿としてはじめられたそうですよ。今は冬は美味しい蟹、その他の季節も磯魚もてなし料理を年中提供されているお宿として営業されています。なかなかインターネットでも情報の少なかったこちらのお宿は電話予約のみ、のようです。

本当に砂浜の上に建っているように見えるので地盤は大丈夫なの？！って思ってしまいますがこの建物の下だけが岩礁だということだそうです。海に流されないの？！と心配になりますが年に数回は今でも水が押し寄せ建物内に浸水するそうですがちゃんと排水システムもあって問題なくむしろゲストの方々は面白がっておられるそう。台風でこんなに水に浸かってしまったこともあるそうです。これはさすがに恐ろしいですね。

砂浜の真上に建っているように見えるのですが玄関口までちゃんとコンクリートの通路があって車も入れます。新車を買ったばかりの義兄はさすがに砂浜近くの潮風にさらされるのは抵抗あるようで、そんな方にはちゃんと道路側に車庫も用意されています。私の車は入り口真下まで乗り付けさせてもらい荷物運びも楽々快適！

そしていよいよ楽しみにしていた海の見えるお部屋へ・・・。私たちに用意してくださったのは３階の海側のお部屋です。景色はこの通り。透き通った想像以上に綺麗な海が広がり潮風のはいる最高のロケーションです。姉家族は二面がオーシャンビューの角部屋、私たち夫婦は一面が大きめのオーシャンビューのお部屋。ちゃんと工夫されていてオーシャンビューが一面のお部屋は障子がすべて収納されるようになっていて最大に海の景色が楽しめるようになっています。

この真下に広がるビーチまで、建物を出て何歩ぐらいかな。１０歩ぐらいで行けると思います！海遊びチームが安全に楽しんでいるかどうかを３階の涼しい快適なお部屋で寛ぎながら確認することもできますのでね、それはもう安心ですよ。

眺めの素晴らしさに加えて立地を生かした快適さ。一階にお風呂があるのですがそれぞれ女風呂、男風呂から海への裏口へつながっておりお風呂の脱衣所で着替えたらそのまま海へ直通になっています。海から上がってきたらコンクリートの上に用意されている桶の水で足の砂をざぶんと流したらそのまま脱衣所、そしてお風呂という最高の動線があるのです！これは非常に快適です。みんな口を揃えて「ここ最高！」

私は思わず部屋からのこの景色を見て「ここハナウマベイ？」っと言ってしまったほど。オアフ島の湾でシュノーケリングをしてお魚が見られる穏やかな海を想い出すような景色でしたので。

適温の気持ちいい海水に浸かっていると本当に気持ちよくて時間を忘れます。正直こんな真夏に炎天下で泳いで病気になりそう、なんて思っていましたが気持ちいいのなんのって。波もほとんどなく透き通って穏やかな海は最高でした。夫いわくオーストラリアの海は綺麗だけど波の高いビーチも多いからこんなに快適に泳げるところは少ないかも、と。まるでプールみたいに泳げるこんな綺麗な海が姫路から日帰りでいけるなんて凄い！！とびっくりしていました。

そうそう、到着は１１頃の早めでしたのでお荷物だけお宿に預けてすぐ近くに昼食を食べにいきました。またここも美味しかったですよ！
おっとっと、というお店でお宿から徒歩８分ぐらいかな。昼食は決まった定食が６つぐらいだったと思います。私はせっかく海の近くに来ていますので地魚お刺身定食を頂きました。黒鯛の立派なお刺身定食はお刺身の他にもたくさんおかずがついてボリュームたっぷりで食べきれません。日替わり定食はお魚のフライでしたが¥600というお値段は安すぎるのでは？と思うぐらいのボリュームでしたよ。到着直後のランチもみんな大満足！


私の夏休み日記はまた明日も続きます。
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