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私の夏休み・３
波音で眠り、波音で目を覚ました二日目はゆっくりと昼前までお宿に滞在し城崎温泉駅前でランチです。
海女茶屋で私の大好物海老フライ定食を頂きました。今年の春に訪れた時こちらで海老フライのお弁当を食べて美味しかったのでもう一度。今度は店内でゆっくりと頂きましたよ。またまた海老フライのボリュームがすごいのでみんなでシェア。
昼からは城崎マリンワールドへ。マリンワールドへの目的はずばりイルカと触れあうこと。１日２名限定で体験できるドルフィンスイム。たまたま事前予約で空きがありましたので体験することになりました。とっても素敵な思い出になったようですね。
いっぱい遊んで食べて癒されて、城崎で姉家族とは解散。また御墓参りでね〜、と別れを告げて私たちは神鍋高原へ。
姫路まで一気に帰るときっとくたくたになるでしょう、と予想し神鍋高原でお宿をとっていました。今度は緑が生き生きとした森林が賑やかな旅の疲れを静かに癒してくれます。ゆっくりディナーを食べて海での楽しかったこと、発見したこと、いろいろ話をしながら静かな森での夜が更けていきました。
朝は散歩コースがありますので涼しいうちに森林浴です。朝の散歩はやっぱりこれまた気持ちいいなぁ。海に山にダイナミックな兵庫の自然に浸り美しい景色に囲まれて心がとっても豊かな感じがしましたよ。
帰りは戸倉峠の滝流し素麺を食べて帰ろう！ってことになりちょっと遠回りの下道ドライブで帰ってきました。川を越えて流れてくる流しそうめん、何てユニークで面白いんでしょう！寿司がトレーにのって流れてくる感じと少し似ていますか？？たどり着くまでに戸倉峠の流しそうめんの説明をするのですが外国人の夫はどうもイメージがつかめないようで（笑）なんせ、冷たい麺が川を越えて流れてくるからそれをキャッチして食べるの！麺のための滑り台みたいになってるのよ。と説明しておきました。
その説明を聞いて、「何のために、その滑り台みたいなとこ流れてくるの？」と夫。
それは風流だからに決まっているでしょう。風情があるでしょうよ、分かるかなぁ、この趣が。分からんだろうなぁ。
適当な説明の私。どなたか流しそうめんの正しい意味ご存知でしたら教えてやってください。
実際の流しそうめん屋さんを目にしてなんてユニークなんだ！と半分不思議顔、半分感動した模様の夫。流しそうめんでもいろんなスタイルがあってここはその中でも結構ユニークよ、と言っておきました。外国からのお客様をお連れするにはアトラクション的な要素もあっていいと思います！とっても面白い体験になると思います。
峠にひっそりとあるそうめん屋さん。券売機で特に愛想のないおばさまに食券を渡し、名前が呼ばれるまで席で待つ。きっとこのそうめん流しがメインで遠方から来てる方々も多いのでしょう。みなさん興味深々で見つめる先は皆そうめんの滑り台です。名前が呼ばれ順次席に着く。
何の合図もなしに、そうめんの小さなかたまりがひとつめ、流れてくる・・・、ふたつ目・・・、みっつ目・・・何回かに分かれ静かに地味に流れてくるそうめんはザルに溜まっていきます。最後にさくらんぼが一緒に流れてきたらはい終了。開始から５分も経ってないんじゃない？？
サービスする方の顔ももちろん見えません、みんな自分のレーンに集中していますので会話も特にありません。遠く先から私に向かって真っ直ぐに静かに流れてくるそうめんと私の一対一です。
何てシュールなの！！それなりに楽しみました。夫もこんな体験は・・・と軽いショック状態（笑）
ここはクーラーかと思うような冷たーい風が時々吹いて気持ちよかったですよ。
緑いっぱいの道をのんびり姫路まで途中休憩しながら帰ってきました。本当に自然に癒された家族６人の今回の旅。大勢で過ごすホリデーもいいもんだなぁ。次はみんな調子に乗っちゃって沖縄に行こう！なんて言ってますが私はまた竹野浜でもいいよ〜。本当に素敵な星空と波の音、そして緑に囲まれた休日でした。
私の夏休み日記、終わり。
お休みをいただきありがとうございました！
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