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愛媛県と四国グルメ
先週末、私のふるさとのような存在、来日中のRupali Embry先生、Tania Jo Ingrahm先生に会いに愛媛県へ行ってきました。
愛媛県には私が10年前にこの先生方の元で共に学んだ親友であるPono Yogaファウンダー、清水美早ちゃんがいるのです。彼女は卒業後も先生方の元に通い続け、現在、良き仲間である阿部佐和子ちゃんの運営するPono Yogaさんがこうして先生方を日本に招く活動を続けてくれているおかけで私もこうして日本にいながらにして先生方にお会いすることができています。
米国ハワイ州在住のお二人の先生方とは一年に一回会えることを目標としていますが、実はここ数年はそれは実現しておらず・・・。オンラインで発信して下さる教育を受けたり、また個人的なメールでのやりとりのみとなってしまいました。行動力に欠けていた自分に反省もしながらそれでもまた今年会えたことに心がほっとしています。
私は現在はTTC(指導者養成コース)をリードしている身となったわけですが、その中でお伝えする知識というのはできるだけ自分の勉強してきた事に忠実にそして正確な言葉としてお伝えしていく、そして発信する情報には先生方への再確認作業であったり、信頼ある評価の高い書籍からであったり、また信頼のおける仲間の情報、またその仲間の先生方のアドバイスであったりと何重にもフィルターにかけ常に慎重にあらゆる角度から前もって検証しておくことを心がけています。ヨガというのは直接伝達を重んじるもので私自身それをとても大切にしています。自分自身の体験をお話しすることは別として、主観に染まらずにいつも情報に対して整理整頓、クリアにする作業を私自身、常に必要性を感じています。
今回の愛媛訪問も先生方にお会いすることはもちろん、この欠かせない情報のフィルターがけの作業のためです。
オフザマットの指導者養成コースの修了生は実は何度でもRYT200の講義の再受講が無料でできます。
再受講に来てくれた修了生がこう言ってくれました。
「こんな言い方したら失礼かもしれないけど先生レベルアップしてる。」
そりゃそうだよ。講座は生身の人間相手のライブだから。全然違う話も私も出してくる。
だからね、再受講無制限で無料なの。みんなにもどんどん知識を増やして欲しいし、万が一自分流になってたらちゃんとフィルターがけをしてほしいから。
私自身の経験としてヨガの授業を受けて素晴らしい、この先生から勉強させてもらいたい、と感じる先生方には全員に同じ共通点があります。
この違いは一体なんだろう。いい先生方の授業にはたくさんの理由がもちろんあるのですが、その中のひとつ。これは随分前に割と早い段階ではっきりとある違いに気づきました。
私が深く関わり学ばせてもらった先生方、Rupali Embry先生、Tania Jo Ingrahm先生をはじめその他多くの素晴らしい先生方はクラスのあらゆる場面で必ずこう言われるのです。本当に、決まって全員が全員、この言い回しをされます。
「私の先生の(誰々〜)は、このように仰います。」(または「仰っていました」)
「私の先生の(誰々〜)〜はこんなとき、〜こうすればいい、と仰いました。」
「私の先生は(誰々〜)〜こんなふうに例えて〜を説明をしました。」
「伝統的にYogiたちは〜。」
「私の先生は、」というフレーズ。そして「伝統的にヨギはこうしてきた、このように考えられてきた、」というフレーズ。
その先生方も常に生徒である、ということですね。どんなに知識をたくさん持っておられても、技術が高くてもいつもハンブルで先生方の先生方に敬意を払い、そしてそれを忠実に学び伝え続けておられる、ということ。
誤解を招く言い方かもしれませんが、ヨガをまるで自分の開発した健康美容法のように”私のヨガブランド”として広めているインストラクターさんと、こういう先生方というのは指導者として一線を画しています。もちろんそれぞれのかたち、それぞれの伝え方があって当然なのですが、心身に響く伝わり方の浸透性、純粋性が全くちがう、というか、授業のあとに深く浸透し続ける重み、が全く違います。「私が教えている」という意識、感覚は「先生」と呼ばれる者には生まれてしまうものかもしれませんがそれは実に恐ろしいもので・・・。
今回も、基本の基本に立ち返り温かい気持ちで帰ってくることができました。
指導者養成コースの修了生も私の先生方に興味をもって学びに来てくれました。その行動に私自身とても感謝をしています。ハワイの先生方に「私のところに来てくれている生徒さんです。」と彼女たちを紹介をすると「ジェネレーション!」、代々受け継がれていくのね、と。そして彼女たちを連れてきてくれてありがとう、とにっこりして下さいました。指導者として自分の先生のバックグラウンドを知ること、そしてそれに伴い自分の学びのルーツを探ることは重要です。自分のヨガの練習、そして指導にぶれが生じそうなときはちゃんと戻る場所がある、ということ。それは自分にとってなくてはならないもの。練習者として指導者として帰る場所、マイホームがいつも温かく迎えてくださること、そしてそこに同じように帰っていく仲間が増え続けていくことが本当に美しい。次の10年も楽しみだ。
あ、ごめんなさい。ついつい長くなちゃって文章を締めくくってしまいました。
四国グルメについては次回に書きますね。
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