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あらためて、基礎のマスターって長い長い道のりだな
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
私は特別なお出かけはないのですが、クラスをいくつかお休みさせて頂きヨガの勉強に行ってきました。
ゴールデンウィークということで集中的に学べるコースが開催されておりそちらに参加してきました。昨年とても素晴らしい先生に教えて頂ける機会を得て引き続き今年もチャンスがあればということで積極的にそちらの先生から学べるクラスは参加しています。
内容は基本、本当のベーシックばかりを学び直している、という感覚です。今までに得たあらゆる基本知識にフィルターをかけます。
もちろん新しく学ぶこともありますが私自身どんどん新しい技術や目新しい技術に手をつける、というよりも基本を見直す作業を何度も何度も繰り返す、そして基本レベルにおいて不明な点をひとつでも無くしていく、ということが大切だと思っています。
新しい技術や目新しいものを目にしたり学んだりするとアドレナリンが出て自分もやっぱり楽しいんですよ。生徒さんも目新しいものは喜んでくれる割合が高い。自分の技術の未熟さを目新しいもの、人と違うことをやる事でカバーできてしまうような感覚も無きにしもあらず。勉強会主催者だってその心理をついてくるようなセミナーのタイトルをつけてたりね(辛口でごめんなさい)、マーケティング怖し。
インストラクターをはじめた頃ってやっぱり自分もそういう傾向にありました、笑
そうこうするうちに基礎の知識なり技術なりが実はぐらぐらだったりすることに気づく時が絶対にくる。自分自身が気づくか、他に指摘されるか、でも気づけばラッキー。経験年数に関わらずもう既にインストラクター、先生と呼ばれている人にとってはきっと認めたくない事実でしょう・・・。
もう知っている、もう私はある程度できる、それはすでに習った。
客観的に自分の習得度合いを評価してくれる人を持たず、こういう思いを持つ事は本当に怖い。
お料理、は誰でも手順を習ったりレシピを見ればそれなりに作れます。
でもお料理教室で習い、自己流の間違いを正しコツを教えてもらうと同じ材料でももっと美味しいお料理が作れます。
でもその道を極めたシンプルでありながら奥深い料理人の味。このレベルになるには並大抵のことではいかないでしょう。ここに到達する人はきっと料理界でもそんなに多くはないはずです。
でもここに到達できる人とそうでない人の分かれ道は?
それと同じ、かな?
料理のたとえ話で言ったらね、提供される側も影響ありですよ。
かっこいいお料理や新しい味に興奮します。時には奇抜な味付けも美味しくって話題になります。でもこんなの食べ続けてたらどうでしょう。
お腹も頭もしんどくなりますよね。健康も害します。
長いおつきあいのお料理上手なある親しい方。
プロの方ではありませんが素人レベルを超えて本当に上手に美味しい華やかなお料理を作られるのに、それでもいつまでもいつまでも師に認められるまで大根のかつらむきをただただひたすらに長い期間ひたむきに練習されている。きっと何メートルも何メートルものかつらむきを経てかつらむきマスターの道に到達されるのでしょう。尊敬しますしインスパイアされます。
私にはそこまで必要ない、といえばそれまでですがプロとしての責任を問うと答えは明らかです。
基本を習い続け、間違いを正し、不明なことを明確にし、主観的な理解ではなく、
「ヨガとは何か」、そのシンプルな問いに正しく、疑いも何の迷いもなく明確に答えられるように鍛え上げていきたいと思います。
また来週から週4回、7週間に渡ってのお勉強の機会を得ました。通常クラスには影響ございませんのでいつも通りでお願いします。
またこの7週間にわくわくしています!
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姫路のヨガ教室
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