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クリスマススピリット・与える精神

今年は事情があって我が家は何かと物入りです。

年末も重なって、ついついオンラインショッピングも頻繁になります。
ということで、宅配の頻度も多くなり毎日どこかの宅配業者がピンポンを鳴らす日々です。
時には１日に２回の配達があるとことも・・・

万が一不在になってしまった時などは再配達が申し訳ない気持ちになります。
大型の荷物も大変だろうに、毎日毎日ご苦労様です。

日本にはお歳暮を贈る、という風習がありますね。
１２月に入ると目上の方やお世話になった方には少しばかりのギフトを用意したりしますが、そんな頃に夫が言い出しました。

クリスマスも近いことだし宅配業者の方にも何かあげたい。
リンツのリンドール（彼の好物のチョコレート）を彼らの分にも買ってきてほしい。
どうせ何か毎日届くんだから受け取る時にドアでチョコレートをあげよう！

そう言いだしました。
はじめはそんなことをしたら怪しく思われる、受け取ってもらえないのでは？
そう思っていましたが確かに顔見知りのような配達員さん、受け取ってくれるかな、まぁ試してみるのもいいか。
そう考えるようになりました。

チョコレートを買ってきて、少し可愛げなボックスに入れて玄関に準備万端。

早速ピンポンが鳴る！
私が一番に渡すのはちょと・・・と思いながらピンポンが鳴ったタイミングはちょうど夫のシャワー中。
勇気を出して、差し出しました。

よかったらチョコレーとをどうぞ・・・・

いつもはとても忙しそうな配達員さん、にこーっと笑顔になって「ありがとうございます！」と受け取ってくれました。

それからというもの渡す私たちも嬉しくなってきて。

夫のお里ではクリスマスが近くなると手作りのものからその人を思って用意されたプレゼントが頻繁に贈り贈られみんなが笑顔になります。
ほんの些細なことですが、これがクリスマススピリットなのかな。と感じたこと。
宗教は違えどクリスマスは大げさなプレゼントに限らずご近所や友人、知り合いにちょっとした物をハッピーホリデー！と笑顔とともに交わす温かい空気があります。

幸福感の分かち合い。与えること　Giving　の精神が高まります。
物に限らず、相手のために使う時間、想いもそう。

クリスマスでなくても普段から私自身も周りの方にたくさんのもの、お気持ちを頂いていたなと振り返ります。

旅をされたら私のことを思いお土産を選んできてくださったり、畑で採れたものをおすそ分けしてくださったり、手作りのお菓子やお料理をくださったり、節目にギフトをくださったり、体調を気遣って体に良いものをくださったり、たくさんある荷物を一緒に運んでくださったり、お食事会にお誘いいただいたり、優しい言葉をかけていただいたり、アドバイスをいただいたり。頂いた愛は数え切れませんね。

私も今年もたくさんの愛とお心遣いを生徒の皆さんから頂きました。
本当にありがとうございました・・・

クリスマスから大晦日、お正月、人々が集う時期にどうぞ心温まるホリデーをお過ごし下さい。

２０２０年は１月６日（月）から通常スケジュールとなります。

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