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日本出発〜デリー到着そして急行列車の旅
これから少しづつですが記録として今回の旅を書き綴っていきたいと思います。読んでくださる皆様にも旅気分を味わっていただけますように。
今回の旅は強力なバックアップVYOMwellnesさんの企画・主催により実現しました。ヴィオームウェルネスさんってよそよそしく書いちゃっていますがインストラクター新米時代からの大切な友人です。インドでビジネスを立ち上げてがんばっているデリー在住の日本人女性。ここからは美佳先生と記していきますね。
至らない点も多々あったと思いますがご参加頂いた皆さまに温かく見守られ私自身も成長させていただいた旅となりました。ここであらためてこの旅の友に心より御礼を申し上げます。
美佳先生をパートナーにこの企画をつくりあげたのは２０１５年の夏。よくツアーで売り出されているインド定番の観光ルートではなく敢えて訪れるのはリシケシ１カ所にこだわりました。世界で最もヨガで有名な場所、ヨガの聖地と言われる場所です。人口約７万５千人、肉類は一切提供されないベジタリアンの街であり、またアルコール類も一切ないヒンドゥーの聖地です。そこには下流の濁水からは想像できない美しいガンジス川が流れています。
それでは日本出発の様子から振り返ってみましょう。姫路からは１４名の方にご参加いただき、また横浜から２名、そしてインド・デリー在住の方がおふたり。美佳先生と私、そして私の夫の３名の引率で２１名のグループになりました。インターネット検索でお申し込み下さった数名の方もはじめまして、ではじまった旅でもすぐにグループに溶け込み仲良くして頂きました。
今回は日系の航空会社を利用することになります。いつもお教室で顔を合わせているメンバーさんと一緒の旅行は私も心がウキウキ、どんな旅になるのだろうと心踊っての出発。同行者としてこの踊る気持ちは極力抑えながらね・・
インディラ・ガンディー国際空港（デリー）到着は深夜。出発前の緊張で寝不足の方も多くかなり疲れた身体での到着となります。はじめてここを訪れた人は必ずカメラを向ける印相（ムドラー）と銅板のディスクはインドにやってきたんだと強烈なインパクトを残します。芸術的でインド色満点のオブジェです。国際空港はそのお国の顔ともいえる重要な施設となりますね。そういえば成田空港でも着物着付け体験や歌舞伎を紹介する施設がありよかったですよ。
ずらり３００m続く光り輝く銅板と印相は圧巻。
到着後は現地で待ってくれている美佳先生との対面！そしてデリー市内のホテルでしばしの仮眠をとって頂きいよいよリシケシへ向かうこととなります。到着後空港建物を出てデリーの空気に触れてやっとインドにきたんだ、とみなさん実感されていた様子です。疲れきった身体もインドの香り、空気、温度に支配されアドレナリンが放出しています。ここからは私も一瞬の気も抜けません。
想定内の朝寝坊さん１名を内線で叩き起こし全員眠い目をこすりながらニューデリー駅へと向かいます。目に飛び込んでくるのは刺激的な光景、オートリクシャー、ほこり、車、牛、ロバ、人、ゴミ、人、物売り、バイク、車、人・・・
全員の乗ったバスの中でシャッターを切る音が最も鳴り響いたインターセクション。
そしてニューデリー駅へ到着です。２１名分のスーツケースを運んでくれるポーターとの交渉を成立させいよいよ列車に乗り込みます。
ニューデリー発デラデュン行きのSHATABDI EXPRESS（シャターブディー・エクスプレス）
インドのサービスとして至れりつくせりのエアコン付きファーストクラスへの乗車。椅子もゆったりとしてリクライニングもちょうどよく乗り心地は個人的にとても良いと感じました。次から次へと飲み物と食べ物がサーブされます。
まずは１リットルのお水がどーんとひとり１本。この電車に乗り込む際はお水の心配はいりません。ですが私はお手洗いの利用を極力避けたいがため水分補給も自然と控えめに。
ここからは提供されるお食事をご紹介しますね。私の興味と楽しみはやっぱり配られる食べ物！まずはモーニングティーがトレイにセットされて運ばれます。ひとりに１ポットのお湯も可愛らしくて贅沢。ビスケット、紅茶に砂糖とパウダーミルクでチャイをつくります。
こういうディテールにいちいちエキゾチックな魅力を感じます。
こちらもね。
そしてお次にコーンフレークです。おなじみのケロッグスコーンフレーク。温かいミルクをサーブされて好みで砂糖を溶かしそこにフレークスを投入します。温かいミルクで食べるコーンフレークは初めてで夫はものすごく美味しい食べ方だ、と感動していました。インドのミルクが美味しいっていうのもあると思うよ。インドの乳製品はとても美味しいと評判です。
メインはベジタリアンかノンベジタリアンの２チョイス。ベジタリアンは２ピースのベジカツレツです。このカツレツはトマトソースをつけて食べるととても美味。全粒粉のブラウンブレッドが２枚ついてきますのでそれにサンドして食べても美味しそうでしたよ。
ノンベジは卵料理。やたらと白い卵料理。中にはマサラ味の野菜が入っています。
メインのあとにフルーツ、そしてまたお茶がサーブされます。お腹も満足、眠気がやってきてそれぞれ疲れた身体を癒すべくしばし目を閉じて列車に揺られながらの居眠り。
居眠りをしてはまた車窓の景色にカメラレンズを向け、
旅の仲間とのおしゃべりを楽しみ、笑い、また旅への期待を膨らませ。
列車の旅はのんびりと続きます。
約２０分ほどの停車駅では座りっぱなしの身体をリフレッシュさせるべく駅のホームに出てストレッチ。いよいよ目的の駅ハリドワールが近づいてきます。
リシケシ到着１日目はまた次回のブログにて。
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